日蓮正宗 (下)

             ◇創価学会員は日蓮正宗をどう見ているのか。
日蓮正宗 (下)_c0180341_2242273.jpg

今、聖教新聞では、11.28の「魂の独立」記念日を祝賀する記事が掲載されている。
昨日は、アフリカ創価学会の19カ国の同志が写真入で紹介された。
19カ国とは、セネガル、コートジボワール、ブルキナファソ、ガーナ、トーゴ、ベナン、ナイジェリア、カメルーン、ガボン、コンゴ、ウガンダ、ケニア、タンザニア、ザンビア、ナミビア、ジンバブエ、南アフリカ、マダガスカル、モーリシャスである。
本日の聖教新聞には、インドの代表メンバーの集いとイギリス同志の記事が一面を飾った。どの国のどのメンバーも、素晴らしい笑顔だ。これらの写真は、11月12~27日に撮影されたもので、11.28の20周年を祝賀する写真である。創価学会は、人種、言語、国境を越えて、全世界5大陸、192カ国地域へと発展した。
この大発展を遡ること20年前。
阿部日顕が率いる宗門は、学会員を池田先生から分離させようと画策し、最終的に学会員全員を破門した。これは、葬儀もできず、本尊流布もできない状況に追い込むことで、創価を自滅させようとの狙いから実行したものである。
私自身、それまで「日蓮正宗 創価学会」の一員であったが、この日を境に日蓮正宗の冠がなくなった。当時、惰弱な信心の私からすれば、何が何だか分らない状況だった。
私の心の中には、富士大石寺への望郷の気持ちが強かった。日顕はからなず退治され、元の「日蓮正宗 創価学会」に戻ると考えていた。何より、大御本尊様に祈りたかった。登山したいという気持ちはいつもあった。しかし、事態は悪化の一途をたどる。
決定的な出来事は、正本堂の破壊であった。このとき、永遠の別離を予感した。
やがて学会員は、宗門との決別を心から納得することになる。
私自身、心から納得したのは、40歳の苦難を創価の信仰から乗り越えたからである。
体験は、決定的な納得となるものである。
それまで、創価学会員→宗門(僧侶)→大御本尊という格付けがあった。それを私も信じていた。しかし、それはオカシイ。それは、大聖人の教えではない。
人に特別な存在がないように、御本尊に大も中も小もない。加えて、僧侶など、まったく不要である。むしろ、友人葬以上の葬儀はない。温かな同志に見守られ、真心の祈りの中で行われる友人葬こそ、本当の葬儀である。
過去、権威の構造の中で、「大聖人の御本尊は特別」、「僧侶の勤行は特別」と思い込んでいたのだ。その僧侶が、贅沢し、寺にこもって祈るだけの存在と知って納得したのだ。
今、私たちは、大石寺をまったく必要としなくなった。そして、望郷の気持ちもなくなった。
この記事のサブタイトル「創価学会員は日蓮正宗をどう見ているのか」の答えは、「日蓮正宗など、もはや見ていない」が正解である。
世界広布の未来に、聖地も特別もいらない。学会員は、そのように思っているのです。
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by sokanomori | 2011-12-08 23:30 | 敵対勢力 | Trackback | Comments(14)
Commented by hayamityouzaburou at 2011-12-08 23:24
正本堂を破壊した事は、一生忘れないし
末代まで忘れはさせない。
語りぬいて行く事が我々の使命。
彼等は、身延の六老僧と変わらない。
Commented by sokanomori at 2011-12-09 06:36
長さん、おはようございます。
魂の独立から20年。やっと記事にできました。
これから総本部が完成し、さらなる10年、20年と前進できることに胸が膨らみます。すでに現証は明々白々ですが、さらに鮮烈な現証となっていくことでしょうね。
★菊川広幸
Commented by 夕焼け at 2011-12-09 10:17 x
おはようございます。

>「日蓮正宗など、もはや見ていない」

同感です。
創価は”広宣流布”しか見ていません。

”創価潰し”しか見てない邪宗門は、時が経てば経つほどに衰退していきます。 可哀相だけれどもしかたがない。
Commented at 2011-12-09 13:40 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by hayamityouzaburou at 2011-12-09 16:27
いやー、本部幹部会感動しましたぁ♪
正木理事長の言葉も納得。
最後に、先生の指揮で「威風堂々の歌」合唱。
鼓舞されました。
涙ながらの、本部幹部会。
素晴らしかった。
Commented by sokanomori at 2011-12-09 21:49
夕焼けさん、こんばんわ。
>創価は”広宣流布”しか見ていません。
ですよね。
創価は、他力ではありませんし、おすがり信仰でもありませんから。
でも、私、過去はおすがり信仰でした。
登山して、大御本尊に祈れば、自宅のご本尊の10倍は功徳があると思っていました。
御本尊は、第一に大御本尊で、次に日興上人の御本尊(大客殿)、次に大石寺の歴代法主の御本尊、‥最後が自宅の御本尊と考えていました。(笑)
本当に、宗門と離れて良かったです。^^
★菊川広幸
Commented by sokanomori at 2011-12-09 21:53
非公開コメントさん、こんばんわ。
>(今の苦しみが)過去に私も同じ事をしてきたのかと思うとぞっとします。
私もありましたよ。理不尽で残酷なこと。
とどのつまり、自分の過去世の報いだと私は悟り、泣きながら唱題したことがあります。
でも、これが、最強の祈りです。
他のせいにしない、自己責任の真剣な祈り。
あなた様は大丈夫です。
もう、勝利されております。
★菊川広幸
Commented by sokanomori at 2011-12-09 21:55
長さん、こんばんわ。
本館、お疲れさまでした。^^
涙ながらの、本部幹部会ですか。長さんも涙もろいのかな?
私、タオルと洗面器もっていかなきゃ!(^^)
★菊川広幸
Commented by カイ at 2011-12-09 22:23 x
>とどのつまり、自分の過去世の報いだと私は悟り、
>でも、これが、最強の祈りです。
他のせいにしない、自己責任の真剣な祈り。
あなた様は大丈夫です。
もう、勝利されております。

非公開コメントさんへの菊川さんの激励に、感激です。
どうして?どうしてこんなことに?
と嘆く気持ちに囚われていましたが、
今回、教学試験で【開目抄】を研鑽する機会を頂いたことで、
祈りが変わってきました。
Commented by sokanomori at 2011-12-09 23:13
カイさん、こんばんわ。
恐れ入ります。
原因を外に求めるのでなく、内に求める。
内道か外道か。ムズカシイのですけれど。^^
★菊川広幸
Commented by きん at 2011-12-10 23:02 x
仏とは、人の振る舞いです。
坊主であろうが、一信者であろうが、もとは、一人の人間です。当時、正本堂建立の時、どれだけの学会員の皆様が、生活費を削り、真心の御供養をなされたことか…。一個人のエゴにより、尊い真心を踏みにじり、一人の人間を軽視したのが日顕でした。ましてや聖職者たる人間がする行為としては絶対に許されざる事を犯しました。まさに極悪、人間失格!!

しかし、池田先生を、師匠とし、御書根本に挑む学会はじつに 強い!!
外なる悪への、ゆるさないっ!という強き正義の心は、内なる悪をも叩き切る事ができる!
まさに、一代の肝心は法華経法華経の修 行の肝心は不軽品にて候なり、不 軽菩薩の人を敬いしはいかなる事 ぞ教主釈尊の出世の本懐は人の振 舞にて候けるぞ、穴賢穴賢、賢き を人と云いはかなきを畜といふ。
何があっても、悠々と乗り越えていける創価学会は間違いなく強い!!
菊川さんのブログ、毎日、本当に楽しみにしております。
何気ない日常、日々の出来事を、菊川さんのありのままで、語っていって下さい。
真心には、真心で!きっと、菊川さんの仏縁にふれて、皆が幸せを掴む何かを得られる事と思います。
どうかお体お大事になさってください。
Commented by sokanomori at 2011-12-11 06:21
きんさん、おはようございます。
>何があっても、悠々と乗り越えていける創価学会‥
創価は強く清らかですね。世界最高の宗教を実践する私たち。
これ以上の幸せはありませんね。^^
きんさんの「正本堂建立のご供養」のコメントで、過去の祖母のことを思い出しました。
貧しい中で、コツコツ貯めたお金でした。
祖母の記事をリンクさせました。
ありがとうございました。
★菊川広幸
Commented by sokanomori at 2011-12-11 06:22
きんさん、おはようございます。
>何があっても、悠々と乗り越えていける創価学会‥
創価は強く清らかですね。世界最高の宗教を実践する私たち。
これ以上の幸せはありませんね。^^
きんさんの「正本堂建立のご供養」のコメントで、過去の祖母のことを思い出しました。貧しい中で、コツコツ貯めたお金でした。
ありがとうございます。
信心第一、健康第一で頑張ります!^^
★菊川広幸
Commented by 遠藤為盛 at 2013-07-23 13:36 x
>正本堂の破壊であった。
大化城のときには感じませんでしたが、大客殿取り壊しのときにこれを感じました。日顕なら歴史的愚行をやりかねないと。そしてやってしまいました。あの当時私は頭に来ました。しかし、信心の福運は建物その物にはなく、自身の生命に中にあります。建造物は正しく利用されてはじめて意味をなす。意義があるは建物自体ではなく、それを使用する人間です。信心がなくなった時点で、壮大な建造物には意味がなくなりました。信心があれば、粗末な草庵であっても立派な牙城です。笑顔があふれる楽しい城です。


創価学会員としての日常生活を語ります。^^


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