スカイツリーの苦労

 ◇世界一とは“世界一苦労する”こと。

スカイツリーの苦労_c0180341_663984.jpg634メートルの東京スカイツリー。
この世界一の建物は、苦労も世界一大きいようだ。
そもそも、地震の多い日本で、世界一の高さの建物が作られたこと自体、不思議なことである。
事実、一昨年の3.11大震災のとき、東京タワーの先端部が曲がった。
そのニュースを見たとき、ふと、「建築中の東京スカイツリーは大丈夫なのか」と心配になったものだ。
このスカイツリーの先端部分のアップ写真が、読売新聞(1月7日夕刊)に掲載されていた。サブタイトルに「防護ネット」とあり、約140メートル(落※防止ネット)の文字が見えた。
私は老眼が入っており、(落※)を落雷と勘違いして読み進めたが、途中で落雪と分かった。(^^:
私も年齢に伴う障害があるのだが、スカイツリーは、私の「百千万億那由他(ひゃくせんまんのくなゆた)倍の障害が伴うのだ。(^^)
想定される風や雨、寒さにも暑さにも耐える電波塔として設計されているようだが、落雪は人命に被害を及ぼすことから大変危惧されるリスクである。
上空600から、氷や雪の落下があれば‥。当たったら大怪我をするだろうし、場合によっては死亡も考えられる。
このため、東京スカイツリーには、落雪防止用のヒーターが張り巡らされているのだという。しかし、全体を網羅している訳ではないようだ。
そこで、天候によってはカメラや目視で監視しているという。落雪などの危険が予測される場合は、来訪者を安全な場所に誘導するなどの対応を行なうという。
加えて、強風が吹くと、かなり遠くまで破片が落下する可能性がある。このため、雪の降る日には、歩行者としても注意しなければならない。
今回の新聞報道によると、スカイツリー周辺に約60名の警備員を配置し落雪の警戒に当たるという。驚くべき厳戒態勢である。
さて、私は過去、富士山に登ったことがある。
そのときの山頂では物凄い強風が吹き、火口を見ることができなかった。
本当は、残雪の残る火口を一目でも見ておきたかったが、下手をしたら吹き飛ばされて命はない。そのときの恐ろしさは今でも忘れられない。
この体験のとき、「遠くから見れば雄大でおとなしい富士だが、こんなにも荒々しい山だったのか‥。日本一の山は、日本一の苦労があるんだな」と思った。
スカイツリーも同じである。
何事も一流になるというのは大変なことである。(^^:
過去のスカイツリーの記事は、→ここをクリック!
富士登山を書いた記事は、→ここをクリック!

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by sokanomori | 2013-01-10 06:24 | 日 常 | Trackback | Comments(8)
Commented at 2013-01-10 06:56 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by sokanomori at 2013-01-10 22:04
06:56さん、こんばんわ。
羨ましい大都会での生活ですね。^^
いつもスカイツリーがある。
いいな!(^^)
★菊川広幸
Commented at 2013-01-10 23:22 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by sokanomori at 2013-01-11 05:55
23:22さん、おはようございます。
ですね。近くで完成品見たいのですがなかなか。
うちの奥さんは見たんですが。(ただし、夜のみ)
★菊川広幸
Commented at 2013-01-11 06:59 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by 赤ポス at 2013-01-11 21:50 x
菊川さん
>「そもそも、地震の多い日本で、世界一の高さの建物が作られたこと自体、不思議なことである。」

というところを読んで思わず
「ほんまやわ∵」ゆうて声出してしまいましたわ^^(笑)
Commented by sokanomori at 2013-01-12 06:09
06:59さん、本日、ご連絡します。
★菊川広幸
Commented by sokanomori at 2013-01-12 06:25
赤ポスさん、おはようございます。
日本は妙法の国ですね。
世界一の地震国に世界一の独立電波塔があるし、辺土に世界一の宗教があるのですから。^^
★菊川広幸


創価学会員としての日常生活を語ります。^^


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