新・人間革命 第19巻 <宝塔>1
◇人間の生命をもって本尊とせよ。

先日、自在会のボランティアの方々にお会いした。
対話の中で、「小説『新・人間革命』19巻に自在会のことが書かれている」と聞いた。19巻は過去に読んでいたが、その場面は全く記憶に残っていなかった。
私は、書棚から19巻を取り出し、自在会のことが載っている「宝塔」の章を読み始めた。「戦争体験」の内容が続き、最後の部分が自在会の内容になっていた。
何度も読み返えした。
冒頭、池田先生は、本章に「あえて誤解を恐れず申し上げれば“人間の生命をもって本尊とせよ”ということであります」と述べられています。
「外に神や仏を置くのではなく、自分自身が仏である」と。
一体、仏とは、いかなる存在でしょうか。
以下に、本章の中の被爆体験者の話(抜粋)を示します。
-------------------------
金子光子は14歳の時に被爆した。
被爆後、やっと床の上に座れるようになり、初めて鏡を見た。
「真っ赤な顔、耳の下からほおにかけて赤黒く盛り上がった肉、髪はほとんど抜けて坊主頭でした」
乙女の衝撃はあまりにも大きかった。
子供たちから、「ケロイド娘」とはやしたてられた。
銭湯に行くと、「ほかのお客が気味悪がるから来ないでくれ」と言われた。
泣きながら帰り、その悲しさ、悔しさ、怒りを母にぶつけた。
「なんであの時、死なせてくれなかったの!」
母は、娘を抱きしめた‥
1959年(昭和34年)、同じ被爆者と結婚した。長女に恵まれるが、その長女は視力障害で、失明に近い状態だった。
“この子には、何の罪もない!原爆は、私たちを、どこまで苦しめるのか!”
そんな時、地域の婦人部から仏法の話を聞き、金子は入会する。
入会した彼女は、懸命に学会活動に励んだ。
1年後、娘を診た担当の医師から、娘の視力が回復してきたことを聞く。
彼女は、被爆体験を語り継ぐ会の一員となり、広島を訪れる修学旅行生などに、被爆体験を語るようになった。
1993年(平成5年)夏のことである。広島を訪れたインドのガンジー記念館館長のラダクリシュナン博士は、金子光子に尋ねた。
「原爆を投下したアメリカをどう思いますか?」
彼女は答えた。
「憎んだ時期もありました。でも、恨むことに心を費やすことが、どれだけ惨めであるか‥人生は何に命をかけるかが大切です。私はすべての人の幸福のため、すべての国の平和のために生命を捧げます」
博士は、感嘆の声をあげた。
「ワンダフル!」
博士は、一人の青年に言った。
「あのご婦人の心の中に不滅の力がある。あのご婦人の行く手に世界の希望がある」と。
-------------------------
境遇を嘆くのではない。恨むのでもない。
自らを宝塔として輝かせて周囲を救済していく‥それが仏である。
次は、自在会に対する池田先生ご指導のお話です。
その自在会の記事は、→ここをクリック!
ランキング参加中★ご協力ください⇒
ブログトップへ
Commented
by
はなみずき
at 2013-04-25 19:16
Commented
at 2013-04-26 02:16
Commented
by
ちよ
at 2013-04-26 06:32
Commented
by
うるとらまん
at 2013-04-26 11:39
Commented
by
ちよ
at 2013-04-26 12:30
Commented
by
真理子
at 2013-04-26 16:29
Commented
by
ちよ
at 2013-04-26 19:30

先日、自在会のボランティアの方々にお会いした。
対話の中で、「小説『新・人間革命』19巻に自在会のことが書かれている」と聞いた。19巻は過去に読んでいたが、その場面は全く記憶に残っていなかった。
私は、書棚から19巻を取り出し、自在会のことが載っている「宝塔」の章を読み始めた。「戦争体験」の内容が続き、最後の部分が自在会の内容になっていた。
何度も読み返えした。
冒頭、池田先生は、本章に「あえて誤解を恐れず申し上げれば“人間の生命をもって本尊とせよ”ということであります」と述べられています。
「外に神や仏を置くのではなく、自分自身が仏である」と。
一体、仏とは、いかなる存在でしょうか。
以下に、本章の中の被爆体験者の話(抜粋)を示します。
-------------------------
金子光子は14歳の時に被爆した。
被爆後、やっと床の上に座れるようになり、初めて鏡を見た。
「真っ赤な顔、耳の下からほおにかけて赤黒く盛り上がった肉、髪はほとんど抜けて坊主頭でした」
乙女の衝撃はあまりにも大きかった。
子供たちから、「ケロイド娘」とはやしたてられた。
銭湯に行くと、「ほかのお客が気味悪がるから来ないでくれ」と言われた。
泣きながら帰り、その悲しさ、悔しさ、怒りを母にぶつけた。
「なんであの時、死なせてくれなかったの!」
母は、娘を抱きしめた‥
1959年(昭和34年)、同じ被爆者と結婚した。長女に恵まれるが、その長女は視力障害で、失明に近い状態だった。
“この子には、何の罪もない!原爆は、私たちを、どこまで苦しめるのか!”
そんな時、地域の婦人部から仏法の話を聞き、金子は入会する。
入会した彼女は、懸命に学会活動に励んだ。
1年後、娘を診た担当の医師から、娘の視力が回復してきたことを聞く。
彼女は、被爆体験を語り継ぐ会の一員となり、広島を訪れる修学旅行生などに、被爆体験を語るようになった。
1993年(平成5年)夏のことである。広島を訪れたインドのガンジー記念館館長のラダクリシュナン博士は、金子光子に尋ねた。
「原爆を投下したアメリカをどう思いますか?」
彼女は答えた。
「憎んだ時期もありました。でも、恨むことに心を費やすことが、どれだけ惨めであるか‥人生は何に命をかけるかが大切です。私はすべての人の幸福のため、すべての国の平和のために生命を捧げます」
博士は、感嘆の声をあげた。
「ワンダフル!」
博士は、一人の青年に言った。
「あのご婦人の心の中に不滅の力がある。あのご婦人の行く手に世界の希望がある」と。
-------------------------
境遇を嘆くのではない。恨むのでもない。
自らを宝塔として輝かせて周囲を救済していく‥それが仏である。
次は、自在会に対する池田先生ご指導のお話です。
その自在会の記事は、→ここをクリック!
ランキング参加中★ご協力ください⇒
ブログトップへ
by sokanomori
| 2013-04-24 23:59
| 新・人間革命感想文
|
Trackback
|
Comments(12)
本当に素晴らしいですね!
はなみずきさん、こんばんわ。
本当にスゴイ、本当に尊いお話ですよね。
苦労した人の言葉の重さ、美しさ。
★菊川広幸
本当にスゴイ、本当に尊いお話ですよね。
苦労した人の言葉の重さ、美しさ。
★菊川広幸
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
今日の、新 人間革命 支部のモットー いいですね
1、悩んだら指導を受けよう。
1、グチをいうより題目だ。
1、くヨクヨするより実践だ。
私もこれでいこう
1、悩んだら指導を受けよう。
1、グチをいうより題目だ。
1、くヨクヨするより実践だ。
私もこれでいこう
02:16さん、了解です。
★菊川広幸
★菊川広幸
ちよさん、おはようございます。
ですね。
★菊川広幸
ですね。
★菊川広幸
今、沖縄では基地問題で揺れています。残念なことに米兵家族に対し、嫌がらせをする沖縄の人がいます。これでは悪の連鎖です。金子さんの体験談、どんどん広がることを願います。
5月号大白 p31 かえんじょうごうしょの、レコードの事が
出てました
私、この御書の読み方、真似するのが上手です
皆様には、聞かせられないのが、残念です
出てました
私、この御書の読み方、真似するのが上手です
皆様には、聞かせられないのが、残念です
ちよさん、p31wわたしも、よみました。ちよさんが、読むのを、聞いてみたいです。「獅子の声には一切の獣・声を失う。」獅子で、ありたいですね。いつも、ちよさん、ありがとうございます。
真理子さん どういたしまして
私も獅子でありたいです
私も獅子でありたいです
私も師子でありたい。^^
★菊川広幸
★菊川広幸
うるとらまんさん、こんばんわ。
基地問題、本当に賛否両論でしょうね。
悪の連鎖、どの世界にもありますね。
相手を憎悪する。自らを正義と勘違いする。
相手の立場を考えられない。
その中を、私たちは歩んでいくしかない。
広宣流布とは、本当に、難事中の難事ですね。
★菊川広幸
基地問題、本当に賛否両論でしょうね。
悪の連鎖、どの世界にもありますね。
相手を憎悪する。自らを正義と勘違いする。
相手の立場を考えられない。
その中を、私たちは歩んでいくしかない。
広宣流布とは、本当に、難事中の難事ですね。
★菊川広幸

創価学会員としての日常生活を語ります。^^
by sokanomori
検索
カテゴリ
全体挨 拶
カテゴリのご案内
祈 り
活 動
仏法対話
体 験
御 書
御書全編拝読
座談会企画・ネタ
法華経
仏教豆知識
御書の登場人物
創価学会豆知識
創価三代会長
学会書籍記事
創価学会本部
広宣流布大誓堂
創価学会「総本部」
新・創価文化センター
ネット体験談集
聖教体験談
日 常
ふるさと
健康作り
マラソン
飼い猫ラッキー
水族館
生き物の写真
市民農園
良書のご案内
小説・人間革命感想文
ブログともだち
詩
趣味・娯楽
東日本大震災
環境問題
政 治
経 済
戦争・紛争
他宗教・他思想
敵対勢力
アンチ創価学会
高齢化・介護
死とは何か
創価系ブログの作り方
月下の騎士
参考になる書籍
創価の森ブログ<別館>
宮沢賢治
ひらがな御書
千ときひろ対話
創価家族
新・人間革命感想文
未分類
以前の記事
2026年 11月2026年 02月
2025年 12月
2025年 10月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月
最新のコメント
| うさぎさん、おはようござ.. |
| by sokanomori at 04:48 |
| 忘れっぽいのでこの神様を.. |
| by 万造 at 07:49 |
| 東京バスツアーの想い出!.. |
| by うさぎ at 09:42 |
| 勇気さん、長くブログのコ.. |
| by sokanomori at 18:10 |
| 菊川さん こんにちは。 .. |
| by 勇気 at 17:31 |
| 勇気さん、こんにちわ。 .. |
| by sokanomori at 15:21 |
| ご無沙汰しております。 .. |
| by 勇気 at 12:07 |
| 非公開43歳さん、これか.. |
| by sokanomori at 19:50 |
| kuni5988sera.. |
| by sokanomori at 09:08 |
| 菊川様 そうだったので.. |
| by kuni5988sera at 12:13 |
| とびさん、おにゆりさんが.. |
| by sokanomori at 06:09 |
| 菊川様 私もおによりゆ.. |
| by とび at 11:34 |
| 苦難の中で祈る。行動する.. |
| by sokanomori at 10:16 |
| 久しぶりの報告です。 .. |
| by 勇気 at 13:55 |
| ご指摘、ありがとうござい.. |
| by sokanomori at 21:04 |
| ユゴーの没年が間違ってい.. |
| by zisonziritu at 18:42 |
| デブまきさん、600万遍.. |
| by sokanomori at 20:38 |
| 昨年このブログを読んでか.. |
| by デブまき at 20:00 |
| 今晩は、今月の座談会御書.. |
| by Advance at 00:45 |
| レオンさん、このブログは.. |
| by sokanomori at 14:58 |

